今日は019《蓋此身髮 四大五常》です。
今回解説文が短い漢字ばっかりで余裕だぜ!と思っていたら「大」の説明が思わぬ曲者でした😅
ま、単純な概念を表す文字の説明は往々にして長文になりがちではあります。
その「大」の用例「大王」の欄にちょっと面白いことが書いてありましたのでご紹介。
[大王] 1.《省略》 2.なんかのことに長けた人:爆破大王 3.なんかのことを壟断(=独占)してる、もしくは最も影響のある人:鋼鉄大王 ※適当訳:気球人
爆破大王・・・・鋼鉄大王・・・日本語では言わんなあ~
強いて言えば、爆破王?(俺はなる!的な?)、鋼鉄王は言いそうですね。
このあたり、中国人の感覚を少し理解した気分。
ちなみに原文では「壟断」の断の字は、繁体字では「斷」と書きまして、これまたちょっと面白い文字なので漢和辞典で調べてみたのですが、この左側の「糸」がいっぱい並んだ部分がそもそも「絶」の古字だということで、じゃあ「断絶」って・・・
親子断絶
夫婦断絶
んー、もうほんとにどうしようもないぐらい断絶していると言うことなんだなあと感じた次第😅
漢字って面白いですね。